使用する鋼管杭の耐用年数は?鋼は錆びるけど大丈夫なの?

使用する鋼管杭の耐用年数は?鋼は錆びるけど大丈夫なの?

錆(さび)は、鋼(鉄)と酸素の化学反応の結果、より安定な酸化鉄が生じたものです。
東京大学の大崎教授が中心となって行った、十数年に亘る鋼管杭の腐食実験の結果より、土中の鋼材は、(両面で)50年で1mm以上錆びる確率は非常に低いことがわかりましたので、建築基準法では、特別の防錆処理をしていない土中の鋼材は、1mm錆びたものとして耐力計算をすれば良いことになっております。
また、bDパイル、ブレードパイル共、鋼管杭の軸部分は「 1mm 」、拡底板は「 2mm 」薄いという前提で耐力の計算をしております。
つまり、錆びることを考えた支持力計算になっていますので、50~100年は大丈夫です。
《 参考 》
使用する鋼管杭は、JIS規格 STK400 です。
139.8φ 厚さ 4.5mm
190.7φ 厚さ 5.3mm
拡底板 厚さ 12mm と 16mm の二種類です。

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